星降る場所を求めて

ようこそ

こんにちは!坂田と申します。九州の美しい山々を登り、2022年の春、下山が遅くなりふと空を見上げると、ものすごい数の星が降ってきました。その瞬間、小学生だった頃の深い天体への興味を思い出しました。

その感動から、天体撮影の世界に踏み込むことを決意。カメラを手にし、星の謎や夜空の美しさを求める日々が始まりました。九州各地で感じた自然の息吹と宇宙の神秘的な魅力が、私の心をいっそう奮い立たせてくれました。


そして2025年、縁あって新たな空の下・宮古島での生活がスタート。これまでとはまた一味違う南の島の夜空が、どんな物語を見せてくれるのかワクワクしています。


このブログでは、九州での冒険に加え、新天地・宮古島での天体撮影の挑戦も発信していきます。どうぞお付き合いいただければ嬉しいです。一緒に宇宙との旅に出かけましょう!

PixInsight

深夜の晴れ間でオリオン大星雲M42を本気撮り!

宮古島の深夜に偶然訪れた晴れ間でオリオン大星雲M42を撮影。0.5秒〜5分の多段階HDRを用い、白飛びしやすい中心部トラペジウムを丁寧に再現した撮影録とPixInsight処理手順を紹介します。
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撮影の旅

久々の挑戦!「馬頭星雲」を600mmフルサイズでじっくり撮ってみた

久々に「馬頭星雲」を撮影しました。FRA600のフルサイズ構成で定番構図に再挑戦。迷光に悩まされつつも、暗黒星雲の立体感を意識して丁寧に仕上げています。撮影のポイントや処理の工夫も紹介。
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撮影の旅

久々の快晴と海に沈む夕日、そしてすばるへ

宮古島ではめずらしい快晴となった11月24日。海に沈む美しい夕日を眺めた後、すばる(M45)を撮影しました。透明感あるブルーを丁寧に現像し、立体感を意識した仕上がりに。次回はこの日の他の天体もご紹介します。
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撮影の旅

今年のM31は“ぎゅっと全部のせ”で

11月19日(水)ここ最近、分子雲や淡い星雲ばかりを追いかけていて、モニターの上も“薄いモヤモヤ”だらけになっていました。それはそれで楽しいのですが、ふと「一度、原点に戻ってみたいなぁ」と思い立ち、今回は王道中の王道――アンドロメダ銀河(M...
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撮影の旅

Sh2-188(シュリンプ星雲)を3日間撮影してわかったこと|宮古島で挑んだ“淡い惑星状星雲”

カシオペア座の惑星状星雲 Sh2-188(Shrimp Nebula)を3日間かけて撮影。118枚中70枚を選別し処理に挑戦しましたが、淡い構造の難しさに心が折れた記録です。
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撮影の旅

レモン彗星、宮古島の空で最後の輝き

宮古島で迎えたレモン彗星の近日点。望遠鏡とカメラ、そしてiPhoneで撮影に成功。偶然出会った観光夫婦との心温まる夜を綴ります。
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撮影の旅

WR134「紅の海に浮かぶ蒼き泡」

WR134「紅の海に浮かぶ蒼き泡」がサイトロンジャパン天体写真コンテスト2025で入選。銀座で開催される受賞作品展の情報も紹介します。
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撮影の旅

🌙 来間島でレモン彗星を追って——雲を祈りで吹き飛ばした夜

宮古島の来間島で、レモン彗星(C/2023 A3)を観測しました。雲との戦いの末、子どもと一緒に彗星を見つけた感動の瞬間。思いがけない小さな観望会の記録です。
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PixInsight

雨の日は研究タイム!PixInsightでHR図を作ってみた

宮古島の雨の日に見つけた新発見。PixInsightのスクリプトを使ってHR図を自動生成!球状星団M2を例に、星の進化や年齢の測定方法をわかりやすく解説します。星たちが描く“人生の地図”をのぞいてみませんか?
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PixInsight

NGC474 ― 11時間45分の挑戦でようやく見えてきた淡いシェル構造

宮古島の夜空で狙ったNGC474。淡いシェル構造を引き出すために、4日間かけて合計11時間45分の露光を重ねました。PixInsightでの処理に苦戦しながらも、少しずつ姿を現す銀河の美しさに感動。試行錯誤の記録をまとめました。
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