星降る場所を求めて

【3日連続快晴】宮古島・新月期の奇跡!M78をEdgeHD800で撮影してみた(第1弾)

3月16日〜3月18日 3日連続快晴〜第1弾

この3日間、宮古島では珍しく連続で快晴となりました。
しかもタイミングは新月期

天文写真家にとっては、まさに“ご褒美のような夜”が続いた3日間でした。


☀️ 昼は灼熱、夜は冷える宮古島

昼間の日差しは、とにかく強烈。
もはや“凶器レベル”の紫外線です・・・

2時間ほど外にいただけで、両腕が軽くヤケド状態に💦

それでも夜になると一変。
海風が冷たく、長袖必須の撮影環境になります。

この寒暖差、機材にもなかなかシビアなんですよね。


🔭 久々のEdgeHD800出動!

今回は数ある撮影対象の中から、
オリオン座の反射星雲「M78」を紹介します。

久しぶりに
EdgeHD800(シュミットカセグレン)を引っ張り出してきました。

実に半年ぶりの出動です。

ケースから取り出してまず確認したのは・・・

カビチェック(笑)

宮古島の湿気は本当に油断できないので、ここは重要ポイント。
結果は問題なしでひと安心でした😊


⚙️ 撮影プラン

今回の構成はこんな感じ👇

  • 前半:EdgeHD800で撮影
  • 後半:FRA600へ切り替え

ということで、

まずはEdgeHD800用のフラット撮影を先に実施しました。


✨ M78ってどんな天体?

M78は、双眼鏡でもうっすら見えるほど明るい反射星雲です。

そして実は・・・

👉 ウルトラマンの故郷「光の国」モデル

として有名なんですよね。

面白い話として、

もともとはM87(おとめ座の巨大楕円銀河)が設定だったものの、台本印刷ミスでM78になったという説があります。

こういう小ネタ、好きなんですよね〜😊


📷 撮影結果

M78 HD800 ASI6200MCPro APS-C Gain100 0℃ NoFilter: 29x300s PixInsight

⚠️ 画像処理で違和感・・・

画像処理を進めていると、どうも違和感が。

👉 ホットピクセルがやけに多い・・・

「ん?こんなに出てたっけ?」

原因を考えてみると、おそらくこれ👇

■ フラット撮影のタイミングミス

  • フラット撮影時:外気温 約25℃
  • 本番撮影時:外気温 約16℃

  温度差 約9℃

しかも、

フラット撮影時はカメラ内部が十分に冷えていなかった可能性大

これは完全にやらかしましたね・・・😅


まとめ

宮古島での3日連続快晴+新月期
これは本当に、そう何度も巡り会える条件ではありません。

昼は肌を焼くほどの強烈な日差し、
夜は一転して冷え込む澄んだ空気。

そんな極端な環境の中で撮影したM78は、
ただの「一枚の写真」ではなく、
その場の空気や温度、時間の流れまでも閉じ込めた一枚になりました。

久しぶりに引っ張り出したEdgeHD800も、
しっかりと応えてくれて一安心。

一方で、フラット撮影のタイミングひとつで結果が変わるという、
“撮影は準備の時点で勝負が決まる”ことも改めて実感しました。

完璧にはいかない。
でもその試行錯誤こそが、次の一枚を確実に良くしてくれる。

だからこそ、天体撮影はやめられないんですよね。

この奇跡の3日間、まだまだ終わりません。
次回は、FRA600で切り取った宇宙をお届けします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました