6月21日（土）、6月22日（日）

今日も友利博愛漁港に来た。たぶん、これからここがホームグラウンドになりそうだ。

昼間は、もこもことした雲が次から次へと流れていたが、夜になるとあたり一帯から雲が消えた。遠くの空では雷雲がピカピカ光っていて、なんとも南国らしい天気だった。

夕方でも気温は32℃。でも今日は湿度がそれほど高くなく、比較的過ごしやすい暑さだった。最近、宮古島の環境に少しずつ慣れてきたせいか、九州のあの“エグい”暑さと比べると、ずっとマシだと感じるようになってきた。

そうそう、この漁港にはなぜかフナムシがいない。今まで一度も見たことがない。大抵の海辺にはいるはずなのに……なぜだろう。不思議だ。地元の人に聞くと「ビーチには普通にいるよ」と言っていたけれど、この場所ではまったく見かけない。そして、蚊も妙に少ない。たまに“ぷ〜ん”と飛んでくるけど、ほとんど刺されない。九州では毎回ボコボコに刺されていたのに（笑）。この環境、私にとっては本当にありがたい。きっと水辺が少ないせいで、蚊が繁殖しにくいのかもしれない。

そんなわけで、心配なく簡易ベッドに寝転がって星を楽しめる。最高の環境だ。

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今回のターゲットは「M16・創造の柱」

今回の天体観測のターゲットは「M16」。あの“創造の柱”で有名な星雲だ。

昨年は自宅ベランダからシュミカセで撮影したが、今年はFRA600で挑戦してみた。NoFilterでは星像用に1時間だけ撮影。AskerColorMagicのD1フィルターとD2フィルターをそれぞれ3時間ずつ、2日間かけて撮影した。

やはり、屈折式の望遠鏡は短時間でも星像がシャープで、画像も扱いやすい。星雲の大きさ的にも、今回はフルサイズではなくAPS-Cサイズでの撮影にした。

AskerColorMagicだけだと星の色味が楽しめないので、別処理を行った。このあたりの手法もだいぶ自分の中で固まりつつあるので、近いうちに画像処理方法を別記事で紹介できればと思う（なんとか近日中に公開予定！）。

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星景写真にも挑戦中！

今回も星景写真、頑張ってみた。合成は一切していない。この画像のように、水平線まで星がたっぷり見えるんですよ。

最近の悩みは、撮影時には星が丸く写るようになってきたのに、画像処理の段階で星が多い部分になると“うねうね”してしまうこと。これをなんとか解消したくて、四苦八苦中。やっぱり、Photoshopの導入も視野に入れようかな〜と悩み中。

上の写真を撮ってから約40分後（下写真）空に雲が急に湧き始めた。スマホで確認すると、なんと雲の塊が急接近中。こりゃスコールが来る！と直感し、急いでフラットとダークを撮影して即撤収。

ASIAirもバージョンアップしてフラットやダークの撮影時間が大幅に短縮されて大助かりです。

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まとめ

今回の天体観測で、宮古島で初めて他の天文家の方とお会いすることができた。北海道から来られた方で、「北極星がこんなに低いなんて！」と驚かれていたのが印象的だった。久々に、天体の話をリアルで語り合える人に出会えて、ひとりでテンション爆上がり（笑）。とても楽しい時間だった。

今日も晴れますように。星が見えますように。

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