星降る場所を求めて

皆既月食を宮古島で観測!

9月8日(月)

早朝からの天文イベント

7日(日)の夜は、月食に備えて早めに就寝。
「どうか晴れますように…」と祈りながら、目覚ましを午前2時にセットしました。
予定通り起きて外をのぞくと、空はとりあえず晴れ。
ただ南の方にはモクモクとした雨雲が散在していて少し不安…。
それでも迷わず、いつもの漁港へと車を走らせました。

月食の始まり

現地に着くと、なんと先客が二人。アスファルトに寝転がって月を眺めている姿が、なんとも素敵でした。
私は急いでカメラを準備。湿度が高く、機材にはすぐに水滴がまとわりつきます。
「宮古島だから開始時刻がズレるかも?」と予想していましたが、実際には予定通り。きっちりと食の始まりを見ることができました。

iPhone
食の開始:2時30分  z7ii iso100 f6 1s

月が暗く染まる瞬間

あれよあれよという間に月は暗くなっていきます。
ただ左側(南側)が妙に明るい…。不思議に思って調べてみると、今回の月食は完全に中央を通るのではなく端にかかる形。なるほど、それで左側(南側)だけが明るく残っていたんですね。

https://vitotechnology.com から引用

赤銅色の月と星々

皆既中の月は赤銅色に染まり、辺りはぐっと暗くなりました。
そのおかげで、天の川がくっきりと姿を現し、西の空では夏の大三角が沈みかけ、東の空からはオリオン座が顔を出していました。
月食と同時に季節の星座の移ろいを感じられるのも、このイベントの醍醐味ですね。

皆既月食と夏の大三角形  撮影:z7ii iso1600 f4 15s

まとめ

早朝の特別な天文ショー「皆既月食」を、宮古島でしっかり観測することができました。
幻想的に赤く染まる月と、暗闇に浮かび上がる天の川や冬の星座たち。
普段の満月とは全く違う姿を見せてくれる月に感動し、忘れられない一夜となりました。
次回の天体ショーもまた楽しみにしています。

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