星降る場所を求めて

久々の快晴と海に沈む夕日、そしてすばるへ

11月24日(月)

今日は、本当にめずらしく一日中すっきりと晴れてくれました。
朝から空気が澄んでいて、「これは絶対いける・・・!」と期待がふくらむ日。
ただ、予報では夜半から雲が広がってくる見込みだったので、まさにそれまでが勝負という気持ちで準備を進めました。

夕方、機材を積んで撮影地で準備していると
なんと、宮古島に来て初めて “太陽が海に沈んでいく瞬間” を見ることができました。
水平線にゆっくり吸い込まれるように沈んでいくオレンジ色の光は、ため息が出るほど美しく、
「今日はきっといい夜になる」と自然に思えるほどの光景でした。


◆ 今夜のターゲットは、前回に続き「明るい天体」

前回に引き続き、今回も”明るい系”でいこうと決めていました。
まず最初に向けたのは すばる(M45)
安定した空のおかげで、細かいブルーの反射光や淡く広がるダストがとてもよく写ってくれました。

すばる(M45) AskerFRA600 ASI6200MCPro FullSize Gain100 0℃ NoFilter:40x300s PixInsight

現像では、星の輝きを損なわないようにコントラストを丁寧に調整して、
「奥行き」と「澄んだ青さ」をどこまで引き出せるかを意識して仕上げています。


◆ まとめ

久しぶりに一日を通して空が澄みわたり、夕日から星空までじっくり楽しめた一日でした。
特に海に沈む夕日を眺められたのは本当に特別で、そのまま夜の観測へと気持ちが自然に切り替わっていく、
そんな流れも含めて贅沢な時間だったと思います。

すばるの撮影も、予想以上にブルーの透明感がしっかり出てくれて、現像していて思わずニヤッとしてしまうような仕上がりになりました。
やはり明るい天体を狙うと、“写っていくワクワク”があって本当に楽しいですね。

夜半には雲が出てしまいましたが、それまでの時間で十分に楽しめた夜でした。
そして実は、この日は すばる以外にもいくつかの明るい天体を撮影 しています。
次回はその続きをご紹介できればと思っていますので、ぜひそちらも覗いていただけるとうれしいです。


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