星降る場所を求めて

快晴二日目の宮古島。ペンシル星雲に挑む夜

2月13日(金)

快晴二日目 in 宮古島。

はい、この日も――
デザリングを忘れた夜です(笑)

この日は18時には現場入り。

まだ西日が強くて、機材を組みながら汗ばむほどの陽射し。
日差しを避けつつ、ゆっくりお弁当をパクパク。
カメラもゆっくりクーリング。

焦ることもなく、
時間がゆ〜ったり流れていく宮古島の夕暮れ。

こういう時間、好きなんですよね。

夜になると、久々の快晴ということもあって、
普段より多くの方が星を見に来られていました。

特に子どもたち。

「うわぁーーー!!」

そんな声を上げながら、星を見上げている姿。

あぁ、やっぱり星ってすごいなぁと改めて思います。
この世の中も、捨てたもんじゃないなぁ〜なんてね。

それにしても。

この島には同じ趣味の方がいない……
探してみたけれど、なかなか見つからない。

誰か天体写真好きな方、移住してこないかなぁ〜なんて思いながら、
今日もボッチで天体撮影です(笑)

ほ座・ペンシル星雲(NGC2736)へ

この日チャレンジしたのは、
ほ座の超新星残骸に位置する ペンシル星雲(NGC2736) 周辺。

一度はじっくり撮ってみたかった場所です。

どんな姿を見せてくれるのか。

今回は

  • No Filter
  • Askar ColorMagic D1(Ha + OIII)

この2パターンで撮影してみました。

■ No Filter

NoFilter

やはりノーフィルターだと、
背景の星々に溶け込みやすく、
星雲そのものの構造はなかなか厳しい印象。

淡い領域は本当に繊細ですね。

■ Ha + OIII(D1)

D1 Filter ( Ha + O3 )

一方、D1フィルターではその姿が顕著に浮かび上がります。

細長く、まさに“鉛筆”のような構造。
超新星爆発の痕跡が、静かに宇宙に残っている。

ナローバンドの力を改めて実感しました。

今回の仕上げ:HOO with RGBStars

今回は
HOO with RGBStars で仕上げてみました。

NGC2376周辺 HOO AskerFRA600 ASI6200MCPro FullSize Gain100 0℃ Filter:AskerColorMagicD1(Ha+O3) 24x300s Stars:RGB 7x300s PixInsight

処理手順(概要)

  1. D1フィルター画像をSPCC
  2. DBExtract ScriptでHa / OIIIに分離
  3. それぞれをストレッチ
  4. ChannelCombinationでHOO合成
  5. レタッチ調整
  6. 最後に別に抽出したRGBStarsをスクリーン合成

という流れです。

HOO画像で構造を出し、
自然な星色はRGBStarsで再現。

NGC2736 Annotated

この方法、やっぱり好きなんですよね。

露光時間が短かったこともあり、
少し色味が破綻しかけている部分もあります。

でも――

この領域の構造を自分のデータでしっかり確認できたこと。
それだけで十分満足です。

撮影は、機材との対話。
そして自分との対話。

ミスも含めて経験。

……とはいえ。

やっぱり
デザリング忘れは痛い(笑)

次こそはチェックリスト確認ですね。

宮古島の星は、
ちゃんと応えてくれますから。

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