星降る場所を求めて

CELESTRON EdgeHD800-CG5の自作マスク試験

 GWに入って4月27日に福岡県糸島市でEdgeHD800-CG5シュミカセを使用して天体観測を行ったが、またトゲ星が目立つようになってきた。今のところBlurXTerminatorで補正はできているが、それじゃ駄目でしょう〜
 ということで、補正板とDewHeaterとの間に挟んだガスケットがあやしいのでちゃんとしたマスクを作成することにした。

オリジナルのガスケット

【3分工作♪♫〜マスク作成編】
<準備するもの>
・厚紙(黒色)
・コンパスカッター

<手順>
・厚紙から直径22.6mmの円をコンパスカッターで切り取る。

中心を抑えながらシュッと一回転
このようにきれいに円が切り取れます

・切り取った円からさらに直径20.0mmの円を切り取る

中心にはピン留めした穴が空いているので再度ピン留めして、シュッと一回転
ハイっマスクの完成(^o^)

一応、マスクの大きさは計算して作成した。計算概要は、以下の通りです。

以上の計算から、マスクの大きさは、直径200mm〜226mmの円とした。DewHeaterから内側にはみ出る部分を約2.5mmを作意して作成した。

装着した感じがこちら↓

テスト撮影

 5月3日にやっと天気がよくなったのでテスト撮影〜この日は、最悪なほどの湿気でテストには最高な環境であった。
 まずはDewHeaterフルパワーで・・・↓写真

いつもだったら、右斜め上と左斜め下にスパイクが出現するのだが〜今回は出ない❗成功❗

<続いて耐久テスト>
・フルパワー
・フードなし
・ほぼ真上を向いて
・3時間運用

周りの物は結露だらけだったが、シュミカセは〜
特に問題なし❗

 でわ〜続いてAsiAir側で電力を調整して〜と試みたら、ありゃ〜ヒーターが点かないというハプニング発生・・・

こいつを電源途中に噛ませていたのだが、そりゃ元の電力下げたら通電しなくなりますよ〜基本的なミスでした。なので、こいつは外して再度テスト開始〜
 AsiAir側で電力を調整した結露結果は以下の表のとおりになった。

電力量結露状態評価
100%なし結露は無いが、補正板がかなり熱く感じた
50%なしちょうどいい感じ?!
25%中心部分から半分ほど結露あり駄目ですな(#^ω^)
15%全体が結露したバツ、バツ、バツ(# ゚Д゚)

 以上のことから、自作マスクは、在る一定以上の電力でDewHeaterを運用しても問題が無いことを確認できた。実際の撮影結果はどうだったかというと、画像を見れば問題が無いことが一目瞭然でしょう〜↓

 気がつけば朝の薄明の時間となり、フラットを撮影しながらお片付け〜〜車のサイドに付けたタープが最悪なほどにビチョビチョになっていて自分まで濡れてしまった・・・

 それにしてもこんな湿気のひどい夜をよく耐えたエッジ君、合格です❗
 さぁ、次回もよろしくね〜(^o^)

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