星降る場所を求めて

Asker M54OAG , M54FilterDrawer

 「ColourMagic Super D 2″ Duo-narrowband filter」を使用するためにオフアキスガイダーとフィルタードロワーを導入した。今回、導入に至る注意点を紹介します。

 通常の鏡筒への接続でしたら問題はないと思うが、鏡筒とカメラとの間にレデューサー等を挟む場合、バックフォーカスを考慮に入れなければならない。当初は、ZWO社の製品が安価ですぐに手配できそうだったので購入しようかと考えていたのだが、このバックフォーカス(私の場合、55mm)を確保できるか色々調べても確証がなかった。そのため、Asker社の製品に決定した。そもそも鏡筒がFRA600(Asker社)であったので安心であった。

 実際に鏡筒にレデューサーと上図の様に装備してみた。バックフォーカスは55mmドンピシャだった。フィルターの厚みが2mmあるので周辺の偏光が気になるがバックフォーカスの誤差が±1mmだったらいけるんじゃないかと勝手に感覚で思った。

 まずは、フラットを撮影〜ん〜ん〜〜なんかぼんやり大きな影が下半分に写っている??
 すぐに気がついたのだが、オフアキのプリズムが映り込んでいるじゃないですか〜プリズムの高さを調整するのを忘れていたのだ!凡ミス、一旦バラしてカメラセンサーにかぶらないようにプリズムの高さを調整。再度フラット撮影、問題がないことを確認した。

レデューサー装着時のFlat(プリズム映り込みのFlatは即削除しいていた(T_T) )

 撮影開始、まずはオートガイドだが、TOTが常に0.3~0.7で非常に落ち着いて、別鏡筒でガイドするのとはやはり違って安心感があった。気になる周辺の偏光等だが特に気になる収差はなかった。

レデューサー装着してIC405,IC410を300s撮影したライトフレーム1枚

 撮影結果は以下の写真を見て分かるようにレデューサーの有無に関わらず特に問題はなかった。これから主力で頑張ってもらおう(^o^)

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