星降る場所を求めて

勾玉星雲周辺について勉強

1月20日 九州は、ここしばらく天気が悪い・・・さらに来週は雪の予報もでている。1月なのに昨日おとといと最高気温は15℃もあるし、よくわからない天気だ。こんな日は、音楽でも聞きながら撮影した写真をじっくり勉強しようと思います。

 今日は、先日撮影した「勾玉星雲」周辺写真について見てみます。

Ha輝線
O3輝線
SⅡ輝線

IC405(勾玉星雲)

SHO
Ha輝線
O3輝線
S2輝線

 ぎょしゃ座AE星は、オリオン座のトラペジウム星団で、はと座μ(ミュー)星とともに連星系をなしていたとみられています。約250万年前にオリオン座イオタ星と衝突して、ぎょしゃ座AE星とはと座μ星が、それぞれ反対方向に秒速100kmで飛び出してしまったのです。ぎょしゃ座AE星は「Runaway star」の異名を持ち、オリオン大星雲(M42)のトラペジウムで生まれて飛び出してきた星です。現在も高速で宇宙空間を移動中で、その途中でたまたま行きあたったガスが輝いているのがIC405です。

IC410 , NGC1893

SHO
Ha輝線
O3輝線
S2輝線

おたまじゃくし星雲は、暗黒星雲との様相でドクロ星雲とも言われている。輝線星雲であり、星雲の中心部に向かっておたまじゃくし見たいのが流れている。ここでは、星が形成されていると推測されています。また、順調に核融合反応が起きていることが確認できる。すごいw

M38 , NGC1907 散開星団

SHO
Ha輝線
O3輝線
S2輝線

 散開星団とは、星が光りだした(産まれた)際に恒星風によって周辺のガスを吹き飛ばし今まで隠れていた星も明らかになった場所であって、産まれた星がそれぞれの軌道で動き出している様子がうかがえる。しかし、この写真では恒星風が判別できない。残念である。いつか撮影してみたいと思います。

IC417 散光星雲

SHO
Ha輝線
O3輝線
S2輝線

 輝線画像から、中心付近で星が作られていることがうかがえます。この星雲は、海の向こうではSpider星雲と呼ばれているらしい。どこが蜘蛛なのかわからなかったが、よ〜く見るとスパイダーマンが糸を出すときの手に似てるじゃないですか〜勝手な妄想です・・・

NGC1931 混合放射反射星雲

SHO
Ha輝線
O3輝線
S2輝線

 NGC1931は、オリオン大星雲のミニチュアバージョンと呼ばれている。中心では、星が誕生していてガスを放射している、また外縁部のガスを反射して輝かせている。
 私には、カブトムシの幼虫にしか見えなかったw

 結構、今回の画角にはいろんな要素が詰め込まれていて楽しかったが、もう少し撮影時間を稼いで鮮明な画像にしたかった〜また機会があれば撮り増ししようと思う。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました