星降る場所を求めて

ペルセウス座流星群とサドル付近の天体観測:至福の夏夜

8月11日

二日目の天体観測。今日も快晴の予報だったので、引き続きペルセウス座流星群を眺めながら観測を楽しみました。昨日は一眼カメラを持ってこなかったため、流星群の写真を撮影できませんでしたが、今日は準備万端です!上ばかり見て首が痛くならないように、簡易ベッドを用意しました。

至福の時間を味わうために、今日は万全の準備を整えました。

撮影:Nikon Z7ii iso3200 30sx1

この夏の大三角形を流れる流星群を狙って多くの写真を撮影しましたが、成功したのはたった1枚だけでした(^_^;) それでも、簡易ベッドで観測している間、流星が次々と流れていき、終始一人で楽しんでいました。願い事が尽きてしまうほどでした・・・

さて、望遠鏡では本日、はくちょう座のサドル付近をSHO撮影しました。まずは、昨年のゴールデンウィークに撮影したRGB画像をご覧ください↓

↑こちらは、以前ボツにしていた写真。なぜか公開していなかった・・・なんでだろう。
サドル付近は、Haガスが豊富で、暗黒星雲によって光が遮られているエリアです。中央やや上部と右上に、小さな星団が二箇所見られます。

続いて今回撮影したSHO画像(星なし)↓

S2
Ha
O3

Haが支配的であることがわかりますが、一般的な散光星雲とは異なり、S2とO3が一様に広がっており、どの星から励起されているのかが不明です・・・。前回撮影した北アメリカ星雲付近のガスが流れてきているのかもしれません。色々と想像が膨らむ不思議なエリアです。

最終的に仕上げた画像がこちら↓

サドル付近 Asker FRA600 ASI6200MCPro FullSize D1:24x300s D2:24x300s Gain100 0℃ PixInsight

S2とO3の強い部分もよくわかり、構造が綺麗に判別できました。それだけでなく、芸術的にも美しく仕上がったのではないかと、ひとり感動していますw

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