11月24日(日)天体観測記録
2週間ぶりの天体観測にやってきました!
今回の観測地は、小石原川ダム。私のホームグラウンドです。
久々にSCWで天気予報を確認すると、晴れの予想。嬉しい反面、Windyでは東風が卓越しており、風速4~5ktというあまり良くない条件・・・それでも久々の晴れ間を見逃すわけにはいきません!テンション上げて出発です。
観測準備
昼過ぎに定食屋で遅めの昼ごはんを済ませ、現地には17時頃に到着。気温は12℃で、これからどんどん寒くなりそうな予感・・・風が少々強めなので、車を風よけに配置し、手早く準備を進めました。この季節は18時過ぎには極軸合わせができるので、助かりますね。
撮影対象:「sh2-206」周辺
今回のターゲットは、ペルセウス座の右膝あたり、星雲や星団が密集する賑やかなエリアです。まずは「sh2-206」周辺を300秒×47枚(約3時間55分)撮影しました。強風の影響で1枚が台無しに…。その1枚があれば4時間露光でキリが良かっただけに少し残念。
画像処理結果
こちらが画像処理を終えた結果です。
sh2_206_Annotated
- sh2-206(右の赤い部分)とsh2-209(中央の赤い部分)が非常に印象的で、どことなくエモーショナルな雰囲気です。
- NGC1528(中央左)とNGC1543(左下)の星団もキラキラ感がたっぷり!
さらに画像処理中、ゴミかと疑って消しかけた右下の青白い部分を調べたところ、NASAが提供している宇宙望遠鏡GALEX(Galaxy Evolution Explorer)のデータ(極紫外線・近紫外線)で確認したら、星雲があることが判明!これは感動しました。多分、左側の恒星が放つ紫外線を反射しているのではないかと思います。
ちなみに、この星雲がLBN709に該当するかどうかの確証は得られませんでしたが、もっと露光時間を増やせば、さらに鮮明に捉えられるかも・・・次回は倍の8時間露光に挑戦してみたい気持ちです。
※宇宙望遠鏡のデータは、「AladinLite」のサイトで確認しています。自分の撮影データを比較するのに非常に便利です。
最後に
今回はこれで終了!もう1つ処理中の画像がありますので、完成したらまたアップします。どうぞお楽しみに!
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