星降る場所を求めて

糸島の青空に輝く星たち:CocoonGalaxyのHa撮影

5月3日 
 GW終盤、天気が晴れ渡り、久しぶりに晴れた青空に胸が躍りました。湿度も高い状況でしたが、贅沢も言ってられません。ようやく天体観測ができることに感謝です。

 今回も晴れ間を探して、福岡県の糸島市芥屋にやってきました。予想に反して、渋滞もなく到着しました。

撮影:iPhone

 海は、とても潮風が気持ちよく最高の天気でした。お昼は、近くのお店でハンバーガーを頂きました。サイズは手のひらに収まらないほど大きく、食事感満載のハンバーガーでした。もちもちバンズに挟まれたトマトとレタスと大ぶりな玉ねぎとチーズ、そしてスパイシーなハンバーグの肉汁がおいしかったです。青空の下で美味しく頂きました。昔アメリカで食べたハンバーガーを思い出しました。

 まずは、ドローンで周辺を偵察。青空とエメラルドグリーンの海、サーファー達が気持ちよさそうで羨ましかったです。

撮影:Mavic3Cine
撮影:Mavic3Cine

 さて、観測準備❗今回は、夜露対策で車のサイドにタープを設営しました。朝にはどうなるか楽しみです。しかし、もう2本タープを固定するためのロープとオモリが必要ですね。

 

 夕方、ドローンで西の海に沈む夕日を撮影しました。撮影中、頭の中で昔の金曜ロードショーのテーマ曲が流れ、懐かしい思い出に浸りました。

撮影:Mavic3Cine
撮影:Mavic3Cine

さぁこれから本命の天体観測の時間〜今日のスケジュールは
1 CELESTRON EdgeHD800-CG5のマスク試験
  トゲ星防止のためのマスクを作成装着した。その試験・・・別記事参照
2 CocoonGalaxyのHa撮影
3 M16星雲をHOO撮影
4 天の川をz7iiで撮影

 貴重な晴れ間なのでついつい詰め込み過ぎちゃいましたw追加記事は、おいおい作成していきます・・・しばしお待ちをよろしくお願いいたします。

CocoonGalaxyのHa撮影

 私は、輝線用のフィルターを「Askar カラーマジック6nm Dフィルターセット」を使用しているため、D1フィルター(HOO)で撮影して、RGB分解してHa写真を取り出す手順を踏んでいる。
 まずは、D1フィルターの写真

CocoonGalaxy CELESTRON EdgeHD800-CG5 ASI6200MCPro APS-C D1:36x300s Gain100 -10℃ PixInsight_WBPPonly

調整をして、RGB画像からHaを取り出す

CocoonGalaxy_Ha

この写真をPixInsightのPixelMathで前回撮影したRGB写真にブレンドした結果がこちら↓

CocoonGalaxy Haブレンド

 ざっくりと仕上げたが、NGC4490(左の銀河)とNGC4485(右の小さい銀河)にHaが確認できスターバーストの位置が確認できた。また、銀河の間にもHaが観測でき、お互いが干渉してスターバースト状態であることも観測できた。
 やはり銀河も輝線を捉えることで、いろんな要素を観測できて楽しいものである。あらためて輝線の重要さを感じました。

天の川をz7iiで撮影

 お遊びでz7iiで天の川を撮影してみた。せっかく夜を長々と過ごすので、その綺麗な景色も写真で残せるようになりたいのでこれからちょっと頑張ってみます。
 朝の薄明が始まる前に35mm ISO3200 F2.5 20s露光でこんな感じでした↓

端っこの星がトゲになっているのは、絞りが足りないか?次回またチャレンジしてみようと思う。
しかし、撮ってすぐに確認するのにパソコンが必要なのが面倒である・・・これが、星景写真をあまりやらない原因だろうと思う・・・しかし、これからは気を取り直してやるぞ〜っ

 今回の記事は以上です。今回は、貴重な晴れ間だったのでいろいろと詰め込み過ぎましたw
随時追加記事をアップしますので楽しみにしていてくださ〜いw

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