星降る場所を求めて

2022年、年末ぼっち撮影合宿

 12月24日、クリスマス・イブは佐賀空港近くの公園で撮影を始めました。暗闇の中、20時頃から撮影を開始しましたが、23時過ぎになって公園の街灯が点灯しました。なぜこのタイミングからなのかは不明で、一気にやる気を失ってしまいました。しかし、雲ひとつない空が待っているので、近くの防波堤に場所を変えて撮影しました。北の空は光害の影響が激しかったですが、東西南は良好でした。いくつかの被写体を撮影しましたが、オートガイドの調子が悪く、星が流れることが多く、「魔女の横顔」だけがまともに撮影できました。原因は不明で、ちょっと困りましたね。

魔女の横顔(IC2118)Asker FRA600 ASI6200MCPro 25x300s gain100 -10℃ PixInsight

 12月27日は阿蘇の外輪山北西側で撮影。路面の凍結が心配なので一つの目標に絞って、23時前には撤収しました。でも、帰りには既に路面が凍り始めていたようです。

勾玉星雲(IC405)Melotte31ドクロ星雲(IC405)Asker FRA600 ASI6200MCPro 25x300s gain100 -10℃ PixInsight

 12月31日、大晦日は熊本の西原村の公園で撮影。年越しそばも食べたくて、サクッとシュミカセのテストを行いつつ、帰路につきました。空港の近くで光害が強かったですが、シュミカセのテストはしっかりと成果がありました。シュミカセは、中心部がコントラスト高いので、カメラの画角の設定をフルサイズよりもAPS-Cにした方が綺麗に感じました。

魔法使い星雲(NGC7380)CELESTRON HD800-CG5 ASI6200MCPro 5x300s gain100 -10℃ PixInsight
バブル星雲(NGC7635)CELESTRON HD800-CG5 ASI6200MCPro 12x300s gain100 -10℃ PixInsight

 今年もさまざまな出来事がありましたが、無事にこの年を過ごすことができました。特に、天体撮影に関して大きな進歩があり、その成長を感じています。この進歩の背景には、皆さんが共有してくださった知識や経験が大きく寄与しています。心から感謝しています。これからもより一層の成長を目指して、頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

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