星降る場所を求めて

中途半端なNGC6357「彼岸花星雲」

5月17日 ここしばらく、NGC6357「彼岸花星雲」をSHO撮影したくてチャレンジしているが、なかなか好天に恵まれない。撮影時刻になると、南の撮影ポイントに雲がかかることが多く、どうして〜って感じである。

 今回はなんとか1時間以上は露光できたので画像処理してみたが、案の定コントラストが破綻している。まあ、これも撮影過程の一部ということで記事に残すことにした。

 私は「Askar カラーマジック 6nm Dフィルターセット」を使用してSHO撮影を行っている。EdgeHD800-CG5の場合、D1(HOO)、D2(SOO)とそれぞれのフィルターで3時間以上の撮影を基準に天体撮影を行っている。詳しくはこちらを参照されたい。

 現在の使用できる画像は、D1が23枚、D2が32枚(1枚の露光は300秒)である。3時間に到達するにはまだまだ撮影時間を費やす必要がある。この画像を使用して処理した結果がこちら↓である。

NGC6357(彼岸花星雲)CELESTRON EdgeHD800-CG5 ASI6200MCPro APS-C D1:23x300s D2:32x300s Gain100 -10℃
PixInsight and PhotoShop

 NGC6357の中心部の星の整形部分と散開星団も撮影できているのだが、中途半端に淡い。また、周辺のHa、S2部分がコントラスト不足である。しかし、中心部付近のO3は美しくてとても好きだ。

 今後は、もちろん露光を重ねて結果を出したい。今年の夏の目標かな❗

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