星降る場所を求めて

光害にも負けない!福岡のベランダでわし星雲M16を撮影

6月6日

 今日は「666の日」。何やら不吉な日とも、良い日とも言われていますが、調べても結局はよくわかりませんでした(笑)。まぁ、あまり気にせず、今回も張り切っていきたいと思います。

 今回はなんと、自宅(福岡県大野城市)のベランダからお届けします。きっかけは、月2回参加している福岡県大野城市の天体観望会で星空案内のボランティアをしている際に、望遠鏡を使った電子観望で意外と写るんだ〜本気で撮影したらどうなるか疑問に思ったからです。この地域は光害がひどく、肉眼では天の川など全く見えず、天体観測には厳しい環境です。私のベランダは南東向きで、最近は真っ赤なアンタレスだけがよく見えます。南東から上がってきて、ベランダの死角になるまでの3〜4時間は撮影が可能な環境です。

 今回は、肉眼では見えない天の川の中にある星雲「M16」の撮影にチャレンジしました。フィルターなしの環境では比較する画像がなかったため、AskerカラーマジックのD1フィルターを使用して「HOO」撮影を行いました。天気が良い日を選び、3日間かけて300秒の露光を92枚撮影しました。その中の1枚を、光害のない場所で撮影したものと比較してみました。

撮影地:くじゅう 露光:300s
撮影地:ベランダ 露光:300s

今回は、画角を横にして撮影しました。ちょっと比較しづらくて申し訳ありません・・・

 やばっ光害の少ない場所で撮影した方のピント合わせを失敗していたのがバレてしまいました(笑)。しかし、星雲の映り具合に大差がないように感じます。意外にも、ベランダでの撮影も侮れないなぁと感じました!

 それでは、まずは、D1フィルター「HOO」の画像がこちら↓

わし星雲M16 CELESTRON EdgeHD800-CG5 ASI6200MCPro APS-C D1:92x300s Gain100 -10℃ PixInsight

 この画像やばくないですか?!とても光害地で撮影したとは思えない画像に仕上がりました・・・アンビリーバボーって感じですw
今回は、PixInsightに「Foraxx Palette」というソフトを追加して色合わせ処理してみました。それがこちらの画像↓

たまには違う色も目がリフレッシュしていい感じです。

 ここまできたら、もうSHOの画像処理を早くしたくてしかたないです・・・しかし、まだD2フィルター画像を先日ようやく48枚貯撮することができましたという段階・・・あともう少し撮影してSHO処理画像も公開したいと思います。
 今回は、これにて終わります。次回は自宅からのSHO撮影をご案内できたらいいなぁと思っています。では、また〜❗

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