星降る場所を求めて

いつも気になっていた天野川のピンク星雲

 3月31日、今日は朝倉の山の中にやってきました。相変わらず鹿が多い場所で、鳴き声があちこちで聞こえていました。

 昨年、カメラで天の川を撮影していたときにいつも写っていたピンクの星雲を今回のターゲットにしました。調べてみるとそれは干潟星雲というものでした。
 干潟星雲は、その暗黒帯が複雑に模様を形成し、水が引いた地形やサンゴ礁の模様に見えることからそのネーミングが付いたそうです。私には牡蠣にしか見えなかったw
 また、その周辺もにぎやかな場所で、下部の天の川がゴールドに輝き、干潟星雲の左に猫の手星雲があります。私の撮影画像では、肉球にしか見えない・・・もうちょっと露光が必要なかも。それから上部には三裂星雲が広がっています。なかなかかっこいいネーミングですね。青とピンクの色合いが春らしい〜ここでは、星雲の手前側に暗黒星雲が映り込んでいるらしく、そのおかげで三裂星雲が3つに分裂しているように見えるとのことです。なんとも偶然にしては、きれいな見栄えですね。

潟星雲(NGC6530)三裂星雲(M20)猫の手星雲(IC4685)AskerFRA600x0.7_12x300s_ASI6200MCPro_FullSize_Gain100-10℃_PixInsight

 そういえば、今回の撮影からBiasは使用しないことにした。
 毎回、なかなかFlatが合わずに微妙に周辺像が変だった。もう一度基本に立ち返りそれぞれの理論を考えたら、FlatにもDarkが含まれていることに気がついた。なので、DarkとFlatとFlatDarkを下処理で使用。これがまた見事に周辺像もピシャリあった❗
 これまでの悩みが一気に解消されスッキリした〜w

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