星降る場所を求めて

今日の晴れ間はどこだ!

 1月12日、九州全体的に曇りがち、さらにPM2.5で霞みがちな空・・・しかし、佐賀空港辺りがスポットで晴れる予報!我慢できず天体活動にくりだした。

 今日の第1の目的は、FRA600にバローレンズを付けての撮影。試みましたが、結果は散々でした(T_T)
  ピントは合ったものの、収差が激しく、さらにASIAIRPlusのプレートソルブが動作しない、ポーラアライメントも機能しませんでした。2時間ほど格闘しましたが、寒さで指がかじかんで精神的にも負けてしまいました。チャレンジの機会があれば、また挑戦したいと思います。

 本日の観測は、くらげ星雲(IC443)、その隣のSh2-249もSHOで撮影観測することができました。写真は、「くらげとワカメ」のような仕上がりになりました(笑)。

SHO撮影 くらげ星雲(IC443)、Sh2-249 AskerFRA600_ASI6200MCPro_FullSize_D1-24x300s_D2-24x300s_Gain0-10℃_PixInsight
S2(硫黄輝線)
Ha(水素輝線)
O3(酸素輝線)

 くらげ星雲は超新星の残骸の可能性がある星雲です。SⅡ、Ha、OⅢの写真からも分かるように、くらげに均等な位置で観測できています。星が終わる際(爆発)にガスを放出した可能性が推測されます。Sh2-249についてはまだ研究中で不明な点が多いようですが、Haが全体的にSⅡ、OⅢが中央で観測できることから、星形成領域らしいです。
 個人的に気になるのが、くらげの頭から延びる濃いガスの線。これは星の残骸が新たな星の形成にリサイクルされているようにも見えます。想像が膨らむばかりです。

 今日も寒かったけど、楽しかった〜明日はどこに行こうかなぁ・・・

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