星降る場所を求めて

2024年天体観測の思い出ランキング

 今年も残りわずかとなりました・・・
振り返れば、星空とともに過ごした一年はあっという間でした。新しい技術に挑戦したり、仲間と天体観測を楽しんだり、観望会での出会いに心を打たれたり…。星空が教えてくれたこと、感動を共有できた瞬間、それぞれがかけがえのない思い出です。この記事では、そんな2024年の天体観測を振り返り、来年に向けた目標を綴っていきます。ぜひ、皆さんもご自身の星空の旅を思い返しながらお楽しみください!

ランキングTOP10

第10位:露光時間が重要だ

やっぱり露光時間を稼げばノイズは少ないし何よりもディテールがくっきりする。また、画像処理が素直で楽チンである。

クリスマス星団,NGC2264

第9位:初めての惑星撮影

ASIAIrのビデオモードを初めて使用し、手軽に惑星を観察する楽しさを実感しました。観望会でも役立ち、大人も子どもも興味津々で見ていただけました。

土星

第8位:バローレンズの意外な活用方法を発見

バローレンズでf値を調整することでHDR効果を得られることを発見。明るい天体をじっくり観察したいときに便利な手法として活用しています。

トラペジウム周辺
トラペジウム

第7位:フィルター効果を考察

Asker Color Magic D1, D2フィルターでのO3(青)の弱さの原因を調査し、効果的な対策を実現。データ品質が飛躍的に向上しました。

第6位:RGB画像にHa画像をブレンド

Ha画像をRGB画像にブレンドする技術を習得。星雲や銀河の構造がより詳細に浮かび上がり、新たな発見につながりました。

第5位:シュミカセDewHeater問題の克服

DewHeaterによる星像トラブルを解決する過程で光学系の仕組みを深く理解。意外にも楽しく学ぶことができました。

第4位:光害地でのナローバンド撮影

都市部でもナローバンド撮影が効果的だと実感。星雲のディテールを鮮明に捉えることができ、観測地の選択肢が広がりました。

第3位:PixInsightのスキル向上

PixInsightを使いこなす重要性を再認識。世界中の天文家の知識を活用し、効果的なストレッチやフィルターカスタマイズ、スクリプトの活用方法を学びました。

第2位:OSCでのナローバンド撮影

OSCでAsker Color Magicフィルターを使ったSHO撮影で、星雲の新しい一面を発見。一つ一つの星雲をじっくり観察する楽しさに目覚めました。

第1位:仲間との交流

観望会や天文イベントでの交流が一番の思い出。子どもたちが望遠鏡を覗いた瞬間の驚きや、初心に帰るような感動を共有できたことが何よりも嬉しかったです。

産山村〜星宴に参加

佐多岬から望む開聞岳

今年の反省

  • 観測計画の甘さ:観測ターゲットや代替案を現場で判断することが多く、結果的に中途半端になったこともありました。
  • 準備不足:装具の確認不足で後悔することもしばしば…。手袋や帽子、ホッカイロ、虫刺され薬など、忘れ物には反省です。

🌟 来年の課題と目標

  1. 一つの天体をじっくり観察
    観測時期や場所を考慮した計画をしっかり立てます。
  2. 目的をもった観測
    事前準備を万全にし、観測の目的と目標を明確に。
  3. 旅の準備を徹底
    持ち物を一か所にまとめて管理し、忘れ物を防ぎます。

2025年もたくさんの星たちと出会い、天文の魅力を探求していきたいと思います。今年の経験を活かして、さらに充実した観測ライフを送りたいですね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました