星降る場所を求めて

熊本の山都町にて

 1月21日、本日は晴れた熊本県上益城郡山都町。阿蘇の外輪山南側に位置するこの町で、夜だけでなく昼も楽しむことに決め、街を散策して温泉に浸かりました。人も少なく、ゆったりと身体を温め、素晴らしい湯に癒されましたw 街から山へ向かう途中では、鹿の親子にも出会いました。なんともよく出くわすものですね〜

 天気予報通りの快晴の中、夜になると光害の影響が北西の空に広がっていました。熊本市街の明かりが強烈で、阿蘇や九州の他の場所同様、西方面は深夜でも明るい空でした。けれども、それ以外の方角は満天の星空で、手で星を取れるような美しい空でしたw

 まずは馬頭星雲から。Hαの赤い雲がどこまで続いているのかを知りたくて画角を調整して撮影しました。写真下から馬頭星雲の散光星雲の赤、中央部は散光星雲、その上と周りは分子雲が充満している様子が見える・・・星までの距離がはっきりわかっていないのでなんとも言えませんが、もくもくだらけの空でしたw

馬頭星雲_燃える木(IC434_NGC2024)AskerFRA600x0.7 ASI6200MCPro 24x300s gain100 -10℃

 次はミルクポット星雲。これはちょっと失敗でしたね〜青色が主にO3成分かなぁ〜2時間露光してもこんな感じ・・・いつか再挑戦してみようと思います。

ミルクポット星雲(Sh2-308)AskerFRA600 ASI6200MCPro 24x300s gain100 -10℃

 次におとめ座の銀河星団。本当に銀河だらけで驚きました〜どうしてここに集中しているのかなぁ・・・銀河にも大小はあると思いますが、見た目はだいたい同じ大きさなので同じ距離に存在しているのかもしれませんね?いろいろと疑問が湧いてきます・・・勉強しなくちゃw

おとめ座銀河団_(Markarians Chain)AskerFRA600x0.7 ASI6200MCPro 12x300s gain100 -10℃

 最後はZTF彗星。これもちょっとした失敗作!後で知ったのですが、彗星は天の空を速く動くため、長時間露光しても正確な姿を捉えることが難しいそうです。それでも記念すべき撮影で、以前よりもイオンテールがよく捉えられたのは嬉しい出来事でした。

ZTF彗星(C2022/E3)AskerFRA600 ASI6200MCPro 6x300s gain100 -10℃

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